N. H. | 合田工務店リクルートサイト

「人と接することが好き」という思いから、大学卒業後は販売職へ。期待に胸弾ませて社会人生活をスタートさせましたが、予想もしないコロナ禍により働き方が大きく変化し、精神的にも体力的にも将来に不安が募りました。「ずっと長く続けられる仕事に就きたい」と考えるようになり、事務職に絞って転職活動を行っていた時に出会ったのが合田工務店です。まったく畑違いの業界だったので、正直、会社の名前すら知りませんでしたが、採用担当者との面談で、会社の事業内容や事務職の仕事内容を詳しく説明してくれたほか、入社前に不安なことがないか、一つひとつの質問に丁寧に答えてくれるなど、人を大切に考えてくれる社風を感じることができました。中でも「合田工務店の建築事務職は一般的な事務職とは違い、毎日同じ事務所内でのデスクワークではない」という話にとても興味がわきましたね。

晴れて2023年7月に中途入社後、配属先となった「現場アシスタント室」は、私が入社した直後に新設された部門になります。新設の経緯としては2024年問題。いわゆる現場社員の残業時間を削減するため、これまで数名しか在籍していなかった現場事務員を増員し、現場に常駐配置することで現場社員の負担を削減しようとするプロジェクトの一環でありました。私は大阪支店採用での第一期生となったわけですが、まず同期2人で香川本社での研修を受けました。業界経験がなかったため少なからず不安もありましたが、香川本社で事務職として働いていた先輩社員から仕事を教わったり、さまざまな現場で活躍する現場代理人と接したりする中で、みんな気さくで温かい方ばかりだったので本当に安心しました。

1ヶ月間の研修を経て大阪支店に戻ってからも、分からないことはそのままにせず、すぐに質問するよう心がけ、現場で関わる方々とのコミュニケーションを大切にしてきました。「現場アシスタント室」は、現場監督を務める現場代理人をはじめ、現場で働く方々の業務負担を軽減するためのあらゆるサポート業務がその役割です。例えば書類のファイリング方法も工夫次第で見やすくなると思いますし、専門知識が少なくてもお役に立てることを探して、少しずつ自分にできる仕事を増やしていきました。

今まで携わってきたのは、大阪市北区のオフィスビルや西宮市のマンションなど。例えば、マンション建設現場なら近くに構えた事務所に常駐し、書類作成や請求処理、完了検査の書記や内覧会のお手伝いなど、あらゆるサポート業務を行っています。ひとつの現場が終わればまた次の現場へ。現場の進行状況に応じて複数の現場事務所を行き来することもありますし、現場が変われば関わる人も変わります。常に新鮮な気持ちで仕事に取り組むことができるのも、この仕事の魅力のひとつだと思います。もちろん携わった建物が完成した時にはとてもやりがいを感じますね。合田工務店の仕事は、多くの人々が力を合わせながら、建物をつくりあげていく仕事です。「すごく現場の負担が減ったよ！」という言葉を掛けられた時には、自分も貢献できていることを実感し、喜びもひとしおです。今では香川本社にも「現場アシスタント室」の後輩が入社しましたので、一緒にこの部署を盛り上げていきたいと考えています。