私が入社したのは1997年。当時はまだ売り上げ規模は現在の約1/3、物件規模も現在に比べると小さいものでしたが地元を代表する建設会社の一つで、公共施設・民間施設と幅広く手掛けており、「香川で建築に携わるならここしかない」という想いを持って、合田工務店の門を叩きました。以来、会社の成長に応じて社員数も増え、携わる物件規模も大きくなっていきました。私もこれまで多くの物件に携わらせていただきましたが、入社4年目に現場代理人としてデビューしたガソリンスタンドの新築現場のことは今でもはっきりと覚えています。
現場の総指揮をとる現場代理人は、いわば、経営者と同等の権限を与えられます。施主様をはじめ、設計事務所や協力業者との折衝のほか、品質管理、安全管理、予算管理など、全ての判断を委ねられており、20代半ばで現場代理人デビューした時は、とにかく不安で仕方ありませんでした。それでも「お客様に喜んでもらうために、絶対に妥協をしない」という先輩の教えもあり、常に一生懸命に取り組むことを心がけていました。